さて、1週間ほど前になりますが、上毛新聞のコラム「三山春秋」にて前橋藩の第5代藩主、酒井忠挙(ただたか)のお話が掲載されておりました。内容としては、学ぶことと学ぶ場を非常に大切にした藩主であったというお話でした。
なぜお菓子屋さんが、これを?という所ですが、これは当店の銘菓である「下馬将軍(げばしょうぐん)」が、第4代藩主、酒井雅楽頭忠清にちなんだお菓子であるためです。下馬将軍の下馬とは、下馬札のことで、お菓子は卵煎餅をこの下馬札の形に仕立ててあり、包装紙には、この下馬札とともに酒井家の家紋である剣片喰(けんかたばみ)が入っております。
なお当代は23代目となります。