先週の敬老の日に続いて、今週も三連休です。今週は、秋分の日です。9月20日からのお彼岸の中日(ちゅうにち)にあたります。
店頭では、例年通り、漉し餡、粒餡、きな粉の三種のおはぎをご用意いたします。
おはぎは、お萩と書きます。萩の花は秋の七草にも数えられている通り、ちょうどこの時期です。そして豆の姿形を残した粒餡を萩の花の咲く様子に見立てて、”お萩”と名前がついていると言われています。餡でもち米を包んだお菓子ですが、このときの粒餡は豆の形をしっかり残すというよりは、多少つぶれたような形にしています。潰し餡や煮崩し餡などといわれることもあります。(春のぼた餅は、牡丹餅が呼び名の元になっています。)
当店では分かりやすさから一年を通しておはぎと称していますが、本来は秋がおはぎ。ということで本来の”おはぎ”を味わいながら、ご先祖や家族に思いをはせる時間を楽しめるようにと願って丁寧に作っています。秋のお菓子とご一緒にぜひお立ち寄りください。 秋のお菓子の代表”栗きんとん”も販売を始めました。