まもなく敬老の日です。今年は9月16日です。
敬老の日は1965年に長寿を祝う日として法律で定められ、2003年からは9月の第3月曜日となっています。日頃なかなか伝えられない感謝を伝えられれば一番いいですね。
高齢者の定義は少しづつ変わっていますが、敬老の日とは別に賀寿や年祝いと呼ばれる長寿を祝う行事があります。誕生日と一緒に豪華にという形が一番多いでしょうか。職業がら覚えている方だとは思いますが、時々どうしても名前が出てこないときがあります。有名なのは還暦、古希、米寿。意外とたくさんありますので良い機会ですのでぜひご一読ください。
年祝い
還暦
満60歳、数え61歳のお祝いで、干支は十干と十二支の組み合わせで60年で一巡することから「暦が還る」で、還暦と言われます。赤いちゃんちゃんこを着てというのもこの日です。
古希
70歳。これは中国の詩人杜甫作の詩の一節「人生七十古来稀也」に由来しています。古くから稀なのですね。
喜寿
77歳。喜の字を草書体で書くと七十七に見えるため。
傘寿
80歳。傘の字の略字「仐」が八十に見えるため。
米寿
88歳。「米」の字が「八」「十」「八」から出来ていることから。
卒寿
90歳。「卒」の略字が「卆」で「九」と「十」で出来ていることから。
白寿
99歳。「百」から「一」を引くと「白」になることから。
上寿
100歳。60歳を下寿、80歳を中寿、百歳を上寿と呼んだため。百寿(ひゃくじゅ、ももじゅ)や百賀(ももが)ともいう。
茶寿
108歳。「茶」の字を分解すると、草かんむりが「十」「十」、つくりが「八」「十」「八」になることから88に10を二つ加えて108。
皇寿
111歳。「皇」の字を分けると、「白」で99、「王」は「十」「二」になるので111。
大還暦
121歳。二度目の還暦を迎えることから。
店頭で白寿や百寿で熨斗をご用意するときは素直に凄いなと思います。人生百年時代と言われていますが、これからは百寿などが増えていくかもしれないですね。健康で長生きを祝っていただけるのはありがたいことだと思います。
お祝いを再確認していたら、厄年は100歳とかになってもあるのかというのが気になってきました。